投資ファンドが過去最高に=5千億レアル超える=株、為替の変動リスク回避
1月15日(木)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】投資ファンドが資金を呼び込み続けている。投資ファンドの純資産は五千三十八億レアルの過去最高額に達した。
全国投資銀行協会(Anbid)のデータによると、今年の一月七日までの投資ファンドへの資金流入額は償還額を四十五億レアル上回り、一日平均で六億四千三百二十万レアルとなった。〇三年一月の一日平均額は二億九千二百八十万レアルだった。
株式市場は今年に入っても高値で推移しているが、株式ファンドは資金をまだそれほど呼び込んではおらず、同ファンドへの資金流入額は償還額を二億三千百八十万レアル上回ったのみ。今年、最も資金が流入したのは固定収入ファンド(金利連動型)で、流入額は三十一億レアルとなっている。
〇三年に固定収入ファンドの平均利回りは二三・五%、ポウパンサ(貯蓄)預金のそれは一一・一%だった。現在、年利一六・五%の基本金利が低下すれば同ファンドの利率にも影響が及ぶが、同ファンドは株価や為替の変動リスクを回避できる。
固定収入ファンドと銀行間預金は基本的に公債から成り、投資ファンドの資金の一部はポウパンサ預金から流れ込んでいる。中銀によると、同預金量は昨年、九十九億八千七百万レアル減少したという。
金融アナリストたちは銀行定期預金証(CDBs)と〇二年の暴騰後にドルを買った投資家たちからも資金が入ってきたと話している。「CDBsの資金、ドルを抱え、不動産に投資してきた投資家は投資ファンド、特に固定収入ファンドに投資先をシフトさせた」と金融コンサルタントのコロンボ氏は話す。
今後も投資ファンドへの資金流入は続くと金融アナリストたちは予想する。『オッパチューニティー・アセット・マネージメント』のペニード社長は今後数カ月間、市場で人気が高まるのはマルチ市場ファンド(様々な分野に投資できるファンド)だとみている。