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米国人機長を拘束=入管でわいせつなサイン グアルーリョス

1月15日(木)

 【フォーリャ・オンライン、エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】マイアミ発のアメリカン航空機の機長が十四日、サンパウロ州グアルーリョス国際空港で米国人対象の登録に抗議し、拘束された。
 連邦警察の情報によれば、機長は指紋採取と顔写真撮影時に、わいせつな意味を持つジェスチャーをした。また、ほかの搭乗員らもブラジル側の登録手続きを見下して拒否し、全員警察署に連行された。一方、乗客は皆、速やかに登録手続きを済ませた。
 連警は、「米国人らは米国に強制送還される」と言明。十二日夜には、ルーラ大統領とセウソ・アモリン外相が、メキシコ・モンテレイでブッシュ大統領とコリン・パウエル米国務長官と会談し、伯米間のビザ免除を申し入れたばかり。両国間の厳しい入国管理制度を無くすための提案だが、この事件で伯米の外交関係がさらに緊張する恐れもある。
 ビザ問題に関してルーラ大統領は、「ブラジルにはテロ事件が起きたことはない。テロを働く者などいないのに、入国管理を厳しくしても無意味だ。ビザ免除協定はできないか」と求めた。
 協定提案書を渡す前に、アモリン外相が「二十七カ国に対してノービザなのだから、二十八カ国にしても良いではないか」とコメント。その言葉に米国側は吹き出し、ブッシュ氏は「ごもっともな理由だね。委員会を設けて検討しておくよ」と笑いながら答えたという。
 ビザ問題が解決されないまま、米国人登録を続行し、観光産業に支障を来すことを恐れるリオ市は、米国人一人一人にバラの花一輪、ポン・デ・アスーカルのペンダント(H・Stern)一個、ハンカチ一枚(ヴァリグ)、そして「リオ・ラヴス・ユー」と書かれたTシャツ一枚をプレゼントしている。

 

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