1月17日(土)
レコルジTV局が三月から放映予定のドラマ「メタモルフォーゼス」に日本のヤクザが登場する。身分偽称、形成手術、追跡、宝石を巡る死などミステリアスな展開が見もの。十六日付、フォーリャ・オンラインが報じている。
レコルジ局は視聴者をあえて錯乱させるため、三つのストーリーを展開、俳優と制作技術者にドラマの詳細について語ることを禁じている。
物語は、一九一七年、ロシア革命期に、帝政ロシア皇帝の三つの貴重な宝石が忽然と姿を消したことを発端としたミステリー。最初の場面は東京で始まり、今年、撮影のため俳優や技術班がブラジルから送り出されるらしい。
サンパウロで美容形成外科病院を経営する二人姉妹。姉妹の性格は全く異なり、一人は良女に対し、もう一人は悪女。良女の方は東洋系と結婚、夫とともに日本へ行くが、夫は日本で不審な死を遂げる。
ブラジルへ戻ると、良女は何者かの尾行に恐怖を抱く。そして、自分のカバンの中に、夫が生前に隠し入れたロシア皇帝の宝石の一つを見付ける。ついに、夫は日本のヤクザと何らかの関係があったことが判明する。
良女は自らを守るため、顔を変え、亡くなったばかりの意地悪な姉妹の名を語る。ドラマの最後まで、犯罪組織は、ほかの二つの宝石と合わせるため、良女が握る宝石をねらい続ける。