1月21日(水)
[ブラジリア支局、既報関連」きわめて親日のブラジリア連邦直轄州の軍警消防隊。昨年末、日本大使公邸で催された天皇誕生日祝賀会に、消防隊吹奏楽団(吹奏隊)が招かれ演奏、パーティに花をそえた。
なぜ親日なのか。JICAが実施している「国別研修、消防技術・火災調査研究および防火公教育コース」に、先年吹奏楽団の団長はじめ幹部が参加、すでに「日本経験者」なのだ(サンパウロ州からは、去る十八日、ジャイール・リマ司令官らが同研修参加のため出発、滞日中)。
この日、吹奏楽団は日伯両国国家を吹奏後、日本の名曲を選んで演奏し、会場内で日本ムードを盛り上げた。招待研修制度により、親日家を増やしたことは、はからずもこの演奏によって証明された。