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パラグアイに惜敗=サッカー五輪の夢消える

1月27日(火)

 【各伯字紙スポーツ面二十四日、二十六日、時事二十五日】「オリンピックの悪夢」「金の世代の失態」「サッカー五輪の夢消える」「さらばアテネよ」。これは二十六日付の各伯字紙スポーツ面の見出しである。サッカー男子のアテネ五輪南米最終予選で二十五日、ブラジルが0―1でパラグアイに敗れ、五輪出場権を獲得できなかったのだ。
 チリのヴィニャ・デル・マルでの最終戦で、パラグアイは前半三十二分、デ・ヴァカの挙げた先制点を守りきって強豪を下し、通算二勝一敗で五輪出場権を獲得。ブラジルは通算成績一勝二敗の勝ち点三に終わり、一九九二年バルセロナ大会以来三大会ぶりに五輪出場を見逃している。
 サントス・サッカークラブで名プレーを見せた十代選手のジエーゴとロビーニョなど、久々の〃金の卵〃の出場で大いに期待されていた。それだけに、五輪出場見送りに対するブラジル国民の落胆は大きい。
 南米からはこのほか、アルゼンチンが五輪出場を決めている。