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ピラニアが攻撃的に=繁殖進み、被害者続出
1月31日(土)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】サンパウロ州サンタ・クルース・ダ・コンセイソン市のモジ・グアスー川流域の堰で、水浴する人へのピラーニャ(ピラニア)の攻撃が増加している。
繁殖のために川のよどみを好むピラーニャにとって堰は最も適した環境を生み出している。ほかの魚のひれをえさとするピラーニャは、食べるためではなく、スイレン科植物の間で生み育てる卵や稚魚を守るため人に噛みつくという。
同流域では四年前まで人への攻撃が一度も記録されていなかった。堰の建設以降ピラーニャの攻撃は増え、〇二年三月から四月の五週間で三十八人が同魚に襲われた。被害者は一カ所、主にかかとを噛まれ、最も重傷の被害者は足の親指の切断を余儀なくされた。ハリウッド映画とはちがって、ピラーニャは集団で襲いかかり、人体をすべて食い尽くしたりはしない。
チエテ川の堰の近く、イタプイーとイアカンガでもそれぞれ五十人以上がピラーニャに噛まれたという。