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日本カントリークラブ=明るい執行部新年会=純日系75%を占める

2月4日(水)

 日系最大のクラブ組織、日本カントリークラブ(栢野定雄会長)執行部の新年会が、三十日午後八時からニッケイパラセ・ホテルで行われ、約九十人がにぎやかに歓談した。
 栢野会長は新しい施設を毎年増設していることに触れ、「役員たちは実に良く働くが、それが余り知られていないのが残念」と執行部の労をねぎらい、「右足でサル年に踏み出しましょう」と景気良くあいさつした。
 また、マエカワ・アウヴァロ副会長は「みんなで力を合わせ、日系最大の団体として、日本文化を継承・保存し、より良いものにしなくては」と力強く呼びかけた。
 晩餐をはさんで、二〇〇〇年の創立四十周年記念でつくられた日本カントリークラブ音頭CDを流し、みんなで輪になって盆踊りを踊るなどし、楽しい一晩を過ごした。
 現在の会員数は約六千家族、三万人。二、三世層が中心で、純日系が七割五分と大半を占め、混血が一割五分、残り一割の非日系だそう。栢野会長は「だんだんガイジンが増えるかと思っていたが、そうでもなかった。でも、混血の割合は確実に増えている」と分析する。
 一九六八年から続く伝統行事、八月の地蔵祭り(日本フェス)には五千人、五月の運動会には六千人が参加し、千二百台収容の駐車場も一杯になるという。