ホーム | 日系社会ニュース | 東洋街知名度高めよう=リ文福協、新年の誓い

東洋街知名度高めよう=リ文福協、新年の誓い

2月5日(木)

 リベルダーデ文化福祉協会(池崎博文会長)は三十一日正午からリベルダーデ区の東洋会館で新年会を行ない、同協会に貢献してきた三十二人に感謝状を贈った。約百二十人が集まり、楽しく昼食を共にした。
 開会にあたり、網野弥太郎評議会会長は「東洋街が世界中に名勝として有名になるよう、みなさんのお力添えをお願いしたい」と呼びかけた。
 池崎会長は「今年はサンパウロ市四百五十周年にあたると同時に、日本移民百周年を四年後に控えた大事な年。移住二百年、三百年を念頭においた、日本文化に若者が興味を持ってもらえるようなプロジェクトを考えることが我々の責任だ」と強調した。
 その後、同協会を創立から支えてきた会員、歴代会長、日系報道機関、サンパウロ市役所関連の人等に感謝状が贈られた。(以下、敬称略)
 篠崎いち、金沢栄子、宮城パウロ、瀬名波美恵子、川添博、浦崎直秀、花柳金龍、島田正市、高橋五男、逢坂和男、山村敏明、村永スザナ、東海林ルジア、高木ラウル、富田マリオ、望月鍈三、水本エドゥアルド、マルコス・レナート・カサワラ、池崎一人、八幡八郎、網野弥太郎、池崎博文、水本すみ、藤田芳郎、尾西貞夫、ウイリアム・ウー市議、羽藤ジョージ市議、野村丈吾元下議、田場ジョルジ市議、サンパウロ市都市開発居住局のパウロ・テイシェイラ局長、セルジオ・マラスコ・トレーシラス=セ地区役所長、マルタ・スプリシー=サンパウロ市長、中矢ケンジ・レナートの三十二人。
 一九七三年から七五年のサンパウロ市長在任時に、市の予算で東洋人街に鈴蘭灯を設置したミゲル・コラスオノ元市長も姿を現し、顕彰者らを祝福した。
 サンパウロ州出馬の唯一の連邦下議、小林パウロさんも現れ、自身が予備校生としてこの地区で勉強し、南米銀行でオフィスボーイをした経験を語り、「私の歴史はリベルダーデと共にある」と語った。