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青年が無差別発砲=バイーア州=テロリスト自称し2人殺害

2月7日(土)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】バイーア州レマンソ市で四日夜、イスラム教テロリストに共感していた十七歳の青年が無差別に二人を射殺、二人に重傷を負わせた。
 青年は同日午後七時、二レアルでモトボーイを雇い、市の中心部に向かった。到着直後、最初に見た十三歳の少年を狙撃。銃弾は胸と頭を直撃し、少年は即死した。
 その後、青年はモトボーイの頭に銃を突きつけて、コンピュータースクールに連れて行くよう命じた。学校に到着後、再び銃撃を開始。二十三歳の女子学生が胸を撃たれて即死し、四十歳の男性職員と二十八歳の女子学生が重傷を負った。また、女子学生の一人が銃撃を恐れて窓から三メートル下の地面に飛び降り、足を骨折した。
 青年は男子学生二人に取り押さえられ、モトボーイから通報を受けた警官五人が青年を現行犯逮捕した。
 取り調べの中で、青年はオサマ・ビンラディンを引用しつつ、イスラム教テロリストに共感し、自身をテロリストとみなして、歴史に名を残すために百人以上を殺害するつもりだったと供述した。また、自分は孤独な人間で、自分がしたことを一切後悔していないと述べたという。