ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

よく運動するサンパウロ州民=60%が実施と回答=一番人気はウォーキング

2月12日(木)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ダッタ・フォーリャ調査会社がSESC(社会商業サービス)の依頼で実施した「サンパウロ州(サンパウロ州)民の運動実態調査」によって、サンパウロ州人の九四%は「運動は健康に良い」と考えていながらも、実際に運動をしているのは全体の六〇%であり、残り四〇%は全く運動していないことがこのほど、明らかになった。
 仕事に追われて時間のないサンパウロ州人が最もよくする運動は「ウォーキング」。運動をすると答えたサンパウロ州人の二八%が実施している。次いで一六%が「団体スポーツ」と回答。これにはサッカーなどが含まれる。「ジムで運動」と答えたのは一一%。「サイクリング」は七%である。
 サンパウロ州立大学(Unifesp)スポーツ医学および物理療法学専門家のパウロ・ゾガイブ教授は、「六〇%とはまだ少ないパーセンテージではあるが、社会的なスポーツ・キャンペーンがほとんど行われていないサンパウロ州で、州民の六〇%が運動をしているということは非常に重要なことである」と言明している。
 ゾガイブ教授は、一位がウォーキングだったことに対し、「医学的に見てリスクが最も低く、どの年代の人でも簡単にできる運動が一番人気のあるスポーツとは、ポジティブな結果である」と評価した。
 同教授によると、一日に三回、三十分間歩くことによって、糖尿病や骨粗しょう症、肥満、高血圧などの予防となり、十分健康を維持することができる。
 年代別で見ると、十六歳から二十歳までの若者の一四%がウォーキングをしており、若い世代の間でも受け入れられていることが分かる。六十一歳以上の高齢者の間では、この割合は四一%に上り、高齢者でも気軽にできるスポーツだということが人気に秘訣であることが分かる。
 あまり人気のないジムでの運動は、二十一歳から三十歳までの大卒者の間でよく行われている。上流階層であるA・Bクラスの三七%がジムに通っている。「二十年前からあるジム産業は経済危機を知らない部門だ」と、ジム「ランナー」創設者でリーボック・スポーツ・クラブの理事であるジョゼ・O・マルファラー氏は語る。
 一方、運動をしていないと回答した州民の中にも、実は最低限、あるいは運動する人以上に運動している人々がいる。例えば、「勤務先まで歩く」「毎日家を掃除する」「重たい物を運ぶ仕事をしている」と答えた人々も、立派な運動をしているのだ。だが、それも運動だと知らずに「運動をしていない」と答えた人が意外と多い。
 この調査は二〇〇三年二月二十日、二十一日の二日間、サンパウロ市、地方都市、海岸地方に在住する十六歳以上の九百八人を対象に実施された。

 

こちらの記事もどうぞ

Back to top button