2月14日(土)
国際協力機構(JICA)は二〇〇三年十二月に【東北ブラジル 健康なまちづくり】プロジェクトをペルナンブ―コ州で立ちあげた
JICAはプロジェクト推進のため、昨年十二月より、湯浅資之さん(チームリーダー)、吉成功一さん(業務調整役)、蝋山はるみさん(社会開発シニア)、中馬潤子さん(公衆衛生シニア)をペルナンブ―コ連邦大学内にある、JICAの支援により設立された公衆衛生・社会開発センター(NUSP)へ派遣している。
湯浅さんはプロジェクトの目的は「行政、住民、民間、市民団体など地域住民が自発的に参加しての健康なまちづくりの推進」であり、その参考に四名の専門家は、カンピーナスとクリチーバの地域プロジェクトを視察し、精力的に研究している。
なおJICAは専門家の派遣以外にも、機材供与(視聴覚機材・PCなど)及びブラジル人の本邦研修などでサポートする。
プロジェクトは北東各州を対象だが最初の三年間は試験地域として、レシーフェ市周辺の五つの自治体(未定)で実施、その後の二年間で他の地域での拡大普及を予定。