北部海岸の水質が悪化

2月17日(火)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】環境衛生技術公社(Cetesb)によると、サンパウロ州北部海岸の水質が〇三年になって二年ぶりに再び悪化した。
 四市に広がる百八十四の北部海岸のうち、八十カ所の水質を同公社は調査。その結果、最良十七(三十五)、良い二十三(二十五)、普通三十二(十二)、水浴可能三(三)、悪い五(五)となった(カッコ内は〇二年)。
 水質悪化の原因は〇三年に雨が多かったこともあるが、主因は下水網の未整備とされている。四市の下水道普及率は現在、三四%にすぎない。