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北東伯にもゲイ・ホテル=見直される新産業
2月19日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ゲイ(同性愛者)産業が、新しいビジネスとして見直されている。北東伯地方に最近、ゲイ専門のリゾート・ホテルが開業した。室内インテリアやインフラ・ストラクチャーは一流で何ら遜色はないし、週末はいつも満席で盛況。
ゲイは一般のホテルでは、カップルであることを隠す。それらしき振る舞いを、意識して避ける。しかし、ゲイ・リゾートでは周囲をはばかることがない。ゲイ専用のあらゆる設備、住宅設計も、求められている。トイレは従来の観念から、同性用の浴室と変わりつつある。今まで偏見の目で見ていたものが、色眼鏡を外して観察すると限りない可能性が見えてくる。
偏見は、ゲイに対するものばかりではない。偏見の色眼鏡で、多くのものを見逃していた。心の奥に塀を築いて自分の目を塞いでいる人は多い。ブラジルにはまだ数々の偏見があり、壁を取り払うと大きなビジネスが見えてくる。
ゲイを、性的欠陥者と誤解する人が多い。ゲイの会社社長から多国籍企業の幹部、社会的地位の高い人たちが、多数いる。普通の人と同じように、快楽を求めている。ゲイの経済力に応じた高いレベルのサービスや商品が、要求されている。
ゲイ産業に挑戦する人は、ゲイを立派な人格としてゲイ心理を理解し、ゲイの専門家であることが要求される。ゲイ向きの施設を開業するなら、ゲイの趣向に合わせたテーブルを物色し、ゲイの経済力に見合った椅子をあてがう。壁の色もゲイ好みを研究する。従来の習慣に、こだわらない。ゲイは王様だ。