2月20日(金)
【既報関連】六年ぶりに来伯する海上自衛隊練習艦隊の打ち合わせのために、ブラジル日本文化協会に十八日午前、監理幕僚の小林磨一等海佐と大力政富二等海佐が訪れた。「平成十六年度遠洋練習航海」は四月二十日に東京を出港し、八カ国(十二寄港地)を百八日かけて、総行程約二万八千キロを航海する。
ブラジルにはレシフェに六月二十二~二十三日と七月二十三~二十四日、サントスとリオに七月十四~十八日に寄港する。サントスに上陸するのは練習艦「かしま」のみで、護衛艦「はまぎり」と護衛艦「うみぎり」はリオに寄港する。
「かしま」乗組員が半舷上陸するサンパウロでの行事は、七月十六日(金)と十七日(土)の二日間。両日とも午前十一時半から十二時半まで文協記念講堂で、歓迎委員会主催の歓迎会があり、海自音楽隊が演奏する予定になっている。
その後、乗組員は出身県別に各県人会へ案内され、市内研修や県人会主催歓迎会となる。乗組員の出身県別リストは三月後半に公表される予定。
艦内一般公開は十六日、十七日ともに午後一~四時まで。その他、艦内特別公開として、十六日午前十時から日本語学校生徒、十七日午前十時から老人クラブも予定されている。十七日午後七時からはサントス日本人会主催送別会。
今回のブラジル以外の寄港は、ブエノスアイレス(アルゼンチン)に七月六~十日、モンテビデオ(ウルグアイ)に七月一~五日など。