先ごろ、アリカンドゥーヴァが豪雨により氾濫、周辺地域を水浸しにした。援協傘下の奄美事業所はこの地域内に属しているが、直接的な被害は無かった。
市がしばらくの間、被災者の避難所として施設を提供してほしいと協力を要請してきた。連邦政府から公益福祉団体の認可を受けるに当たって、まず市に認めてもらわなければならず、無下に断るわけにもいかなかった。
さりとて、同事業所は昨年に、事業をスタートさせたばかり。コンピューターや図書などもそろい、ようやく軌道に乗ってきたところ。古着など救援物資を贈ることで、理解を得るという結論に達した。
福祉の精神からすれば、困窮者に手を差し伸べたいのはやまやまだ。だが、「市のいう〃しばらく〃はいったい、いつまで?」 (古)
04/02/21