2月28日(土 )
【ヴェージャ誌2月18日】1950~60年代にアメリカ人スタイリストによってデザインされた低いヒールの靴が、ブラジルで再び人気を取り戻している。
このような靴をブラジルでは「サパチーリャ」と呼んでいる。これまでサパチーリャは「高校生が履くもの」とされてきたが、足が疲れにくい靴として見直され、キャリアウーマンやミセスの間でも注目されている。
サパチーリャは高いヒールがない代わりに、カラフルな色彩やリボンなどのデコレーションによって華やかさを演出している。
サンパウロ州のデザイナー、サーラ・チョファキアンさんは、「大人の女性たちは、サパチーリャが少女用の靴ではなく、高級な靴であることを再認識している」と言明。サンパウロ市のデザイナー、フランチェスカ・ジオッビさん(30)も、「60年代にポニーテールの女の子がロックンロールを踊る時に使っていた靴よ。その履き心地は職場でも最適ですよ」と保証する。