2月28日(土)
サンパウロ総領事館の中須洋治領事が、二十六日に来社、離任あいさつした。 「日本人が気持ちよく生活できるのは、日系人が築いて来た信用の賜物。地方出張で感じたのは、壮年層の出稼ぎで日系社会に活気がなくなっている」と二年八カ月の勤務をふり返った中須氏の海外勤務は、ブラジルに加え、メキシコ、コロンビア、パナマと中南米に十六年。
三月十三日に離伯する中須氏はボリビアのサンタクルス領事館に転任する。
またこの日は中須氏の後任となる西山巌氏も同行した。二十二年ぶり二回目のサンパウロ勤務になる西山氏は「在外選挙の公館投票準備に全力を尽くす」と語った。