カルニヴァルで国内が浮かれていた間、カンポス桜ホームに与座ヒロシホーム長が着任した。従業員の喧嘩に端を発し、同施設は人事問題でもめた(二十一日付け七面)。
援協は傘下の施設を維持運営するに当たって、経営委員会を設置している。現地の有力者たちによって組織され各種事業活動を協力してもらう。 「ムラ」のような共同体だ。その弊害が顕著に表れたのが、今回の桜ホームだった。施設の決定した人事に対して、経営委員会が干渉。岸眞司郎前ホーム長の配置換えも求めた。「越権」とも取られかねない行為だろう。
本部から派遣されるホーム長が仕事をしやすい環境を整えるのが経営委員会の役割だ。それを理解していなければ、誰が赴任しても同じ結果になるのでは。 (古)
04/02/28