3月13日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】リオ・グランデ・ド・スル州大ポルト・アレグレ圏ヴィアモン市で十一日、女児五人が継父に殺害された。
事件は同日午前十時から同十時三十分までの間に発生。被害者の子供たちは二歳から九歳までの六人姉妹で、唯一生き残ったパトリシアちゃん(六つ)は重傷を負い、救急病院に入院中。
事件当日、継父のジェルソン・L・S・ラセルダ・JR容疑者(一八)は、妻で子供たちの母親のアウダ・D・M・カルヴァーリョさん(三六)と口論し、妻が外出してから子供たちを次々と刺した。その後ラセルダ容疑者は同十一時ごろ、道端で会った軍警官らに自首し、自分の住むバラック住宅に案内した。
A・シウヴァ警官は、「家の奥やトイレに二人の子供が死んでいた。遺体のそばで泣いていた女の子が『別の部屋にまだ三人いる』と言った。部屋のドアをこじ開けて、三人の遺体を見つけた」と説明。軍警によると、容疑者は、「妻が家を出ると言ったので、嫉妬にかられて子供たちを殺害した」と供述したという。