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自転車でパトロール=機動力発揮する警ら隊

3月16日(火)

 【ヴェージャ誌】サイクリストの姿をした警官たちがサンパウロ市でますます見かけられるようになった。
 制服、ズボン、ブーツのかわりに、彼らは半袖シャツ、ショーツ、テニスシューズを着用し、常に二人または三人組みで通り、広場などを一日四十キロメートル以上巡回する。ほとんどの場合、気づかれることもなく、彼らは通り過ぎて行く。
 サイクリストの警官たちは軍警、首都圏市民警備員から選ばれた総勢四百六十人からなる。全員が銃と無線を携帯し、防弾ジョッキを着用する。彼らは任務に就く前の一カ月間、歩行者のよけ方、救急法、手錠をはめられた逮捕者の護送法などを学ぶ。昨年当初は公園だけを巡回していたが、現在は主に中央区、イタイン・ビビ区、ビシーガ区、ピニェイロス区で活躍中だ。
 自転車を使うと徒歩よりも五倍広い地域を担当でき、ちょっとした窃盗を阻止できる。「交通渋滞が激しい地域では彼らが真っ先に駆けつけることが多い」とモレーノ中佐は話す。レプブリカ広場付近の強盗事件は交番の設置とサイクリストの登場以降、半減したという。
 昨年末にサンパウロ市役所はパトロールを支援するために、百八十台の自転車を購入した。自転車のタイプは二十一段変速ギア付きのアルミ製マウンテンバイクで、歩道にやすやすと乗り入れ、緊急時には階段を下りることも可能だ。

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