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女性管理職多いブラジル=トップの米国に次ぐ44%

3月18日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】国際労働機関(ILO)の統計によれば、ブラジルは女性の高級管理職が多い国の一つと考えられている。一九九六年から女性管理職が急増し、現在は全企業の幹部要員または高級管理職の四四%を女性が占めるという。
 世界の統計で見ると、トップは米国の四五・九%でブラジルと僅差。ILOの報告では女性の場合、ハントや引き抜きが少なく地道に出世街道を上ってくる。男性のようなストレスや、白刃の下をくぐるような体験は少ない。
 ブラジルの大学では五六%が女子大生で、英米より比率が高い。ブラジル人女性の大学卒は三四%が、数学科や工学科、IT学科などの理工系専攻だ。女性の技術分野の進出が、顕著であることを示している。
 中南米では女性の高級管理職は二〇%前後であるが、ブラジルの四四%は飛び抜けて高い。日本は八・九%、パキスタンの八・七%クラスだ。最も女性の進出が少ないのは、サウジ・アラビアの〇・九%である。
 技術要員でみると、ブラジル人女性は全要員の六一・九%で、東欧とフィリッピンに並んで世界一の水準。
給料では男女間の差がある。ブラジル人女性の六七%が、未登録で労働している。男性の未登録は五五%。英国では同じ仕事をして、女性は男性より二四%給料が安い。亜国は、女性が男性より三二・七%安い。

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