3月19日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジル国内の電話会社各社は、消防や警察などの緊急電話と公共機関の電話番号を統一することになった。
電信庁(Anatel)は、利用者が覚えやすいようにこれら公共機関の電話番号を三ケタに統一する基準を設け、緊急電話の無料化を電話会社に義務付けるよう決定した。公共機関への電話は原則として有料。番号案内(一〇二)は電話帳に記載がない場合と公衆電話から問い合わせがあった場合のみ無料で、障害者通話援助サービス(一四二)は相手先との通話開始後に有料となる。
現在、統一番号に一致しない三ケタもしくは四ケタの番号は百八十日以内に無効となる。変更予定の番号先にかけた場合、今後百二十日間は新番号がテープで案内される。
緊急電話の各番号は以下に統一される。人権局(一〇〇)、メルコスル領域緊急サービス(一二八)、女性応対特別警察(一八〇)、告発電話(一八一)、軍警(一九〇)、連邦道路警察(一九一)、救急(一九二)、消防(一九三)、連警(一九四)、市警(一九七)、州道路警察(一九八)、防災庁(一九九)。
主な公共機関の電話番号は、上下水道サービス(一一五)、公共交通サービス(一一八)、連邦政府(一三八)、衛生局(一五〇)、プロコン(消費者保護センター・一五一)、デトラン(州立交通局・一五四)、雇用情報(一五七)、地方労働監督所(一五八)など。