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裏千家50周年=中南米大会へ参加を=9月にメキシコシティで

3月23日(火)

 裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)では、九月にメキシコで開催される中南米全体の五十周年を祝う裏千家淡交会中南米大会に合わせて、茶道に関心のある人のツアー参加を呼びかけている。
 一九五四年に、当時若宗匠であった鵬雲斎大宗匠と納屋宗淡宗匠が中南米を訪問し、ブラジルはじめ、メキシコ、ペルー、アルゼンチンなどの協会を設立した。今年は五十周年を迎えることから、メキシコシティにおいて同中南米大会が開催されることになった。
 日本からは鵬雲斎大宗匠ら百人以上が参加し、北米や中南米の関係者らが数百人集まる予定になっている。来社した同ブラジルセンター教授の荻野宗香さんは、「お茶に興味のある方もどうぞお申し込みを」と参加を呼びかけた。
 サンパウロ市出発は九月二十二日で、主な行事は九月二十四日の記念式典、鵬雲斎大宗匠の講演、二十五日に行われる各国の特色を出した茶席を楽しめる記念茶会、二十六日に行われる先亡者への法要をこめた献茶式など。二十七、二十八日は有名な観光地を回るオプション・ツアーで、帰国は三十日。
 航空運賃、ホテル代、登録費などを含む費用総額は千六百二十八ドル。オプション・ツアーは別途料金で市内観光とテオチィワカン遺跡、タスコ・クエルナバカ、アカプルコ、カンクンなど各種用意されている。詳細は裏千家の松原さん(11・5579・6662)、荻野さん(11・3253・1965)、高橋(11・275・5579)まで問い合わせを。申し込み締め切りは五月三十一日。