3月24日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】野党PSDBとPFLの幹部と閣僚経験者は二十二日、カルドーゾ前大統領主催の晩餐会で与党攻撃の第二幕を先鋭化することで会合した。セーラPSDB党首は二十五日、ブリゾーラ氏(PDT)を招き、ボルンハウセンPFL党首と共に共闘作戦を練る。
野党の攻撃目標は「政府の倫理観と失業対策の遅延」とした。次回野党の共闘会議はPTやPMDBの造反議員も招き、大統領弾劾の審議が行われた上院小会議室で開催する。かつてのインピーチメントの大団円を演出する予定。
野党共闘は地方選の布石に止まらずPDTとPFL、PSDBの三党の結束を前面に出し、現政権の無為無策な経済政策と失業の蔓延を強調する。ルーラ大統領の公約〃一千万人の雇用創出〃の欺瞞、ジニス氏不祥事で臭いものにふたをする手法を、国民に訴える。