3月25日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ州イタペチニンガ市で、モト・タクシーが好評。自家用車を所有する人も、市内一レアルの均一料金は、モト・タクシーの方が経済的であると、自動車を車庫に入れたままにしてある。
モト・タクシーは家庭の主婦にも定着して、運転する男性にしがみついても違和感がない。銀行や市役所、スーパー、学校などに利用しガソリン代も駐車料も不要で、しかもドア・ツー・ドアと評判がよい。モト・タクシーは、一日平均二百キロメートル走る。収入は、一日当たり百レアル。
同市は、乗り物に不自由しない。人口十三万六千人に路線バスが四十台、マイクロバスが十五台、モト・タクシーが五百台、市外の泥道用に馬車が八台。どれも市内は、一レアル。タクシー八十四台もロッタソンに変え、負けてはならじと同一料金にした。