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アメリカ丸同船者=来月45周年式典開催へ

3月27日(土)

  一九五九年四月二十三日サントス着の「アメリカ丸」の同船者は渡伯四十五周年を祝う式典を、四月二十五日(日)午前十一時からヴァルゼン・グランデ・パウリスタ日本人会会館で行う。第二十七回の同船者会を数える今回は、特別にマナウス、ブラジリア、ミナス、パラナなどからも約八十人が駆けつける予定。
 第一回コチア青年花嫁移民の十三人を含むコチア青年、開発青年、単独渡航者ら三百八十四人(二百三十人の戸主)が乗った「アメリカ丸」は五九年三月二日に神戸港を出港し、四月九日にベレン、四月二十三日にサントスへ到着した。
 山本喜誉司賞を受賞した山下治さん(六八)、マナウス日本人会会長や汎アマゾニア商工会議所副会頭などの要職を務めた川田敏之さん(七三)、汎リオ日伯文化協会会長などの菅原和司さんら、各地で活躍する同船者は多い。
 発起人代表は羽鳥慎一さん、木村磨澄さん、安武加寿之さんら七人。会場は、ラポーゾ・タヴァーレス街道四六KMより右側、道路警察の前より三十メートル地点。
 来社した責任者の坂東博之さんは「転居などにより、住所不明の方もいますので、ぜひ連絡を。これを機に今まで参加されたことない方も、旧交を温めあいましょう」と呼びかけた。問い合わせは坂東さん(店=11・3813・7051 自宅=11・3721・9627)まで。