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東西南北

4月2日(金)

 三十日朝、わずか二時間の間にサンパウロ市メトロ(地下鉄)の切符売場四カ所で強盗事件が発生。同午前五時にはパライーゾ駅、同五時半にはサウーデ駅、同五時四十五分にはプラッサ・デ・アルボレ駅で五人の強盗が四百から七百レアルあまりを、同七時ごろギリェルミーナ・エスペランサ駅では男性一人が現金(被害額は未確認)を強奪した。けが人はなかった。いずれの駅の監視カメラも故障中で犯人を撮影できず、事件発生時に現金と犯人の服に赤い液体をかける装置、ボンバ・デ・チンタも設置されていなかった。
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 サンパウロ市ファリア・リーマ大通りとアマウリ通り、シダーデ・ジャルジン大通りとの交差点、ノーヴェ・デ・ジューリョ大通りとアマウリ通りの交差点二カ所が四日以降、通行止めとなる。迂回路となった通りは全て駐車禁止。また周辺のゾーナ・アズールもなくなった。タクシー乗り場も移動する。付近を通行する車両はマージナルを迂回するよう市当局は呼びかけている。立体交差工事は十一月に完成予定。
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 ミナス州都ベロ・オリゾンテで奇妙な事件が起きている。二十九日、地元警察が不審な袋を抱えていた路上生活者の男(二八)を逮捕したところ、袋の中から交差点に設置されているはずの信号機がわんさと出てきた。実は同市中心部では、歩行者用の信号機が過去一カ月間に百十七機も盗まれており、同市交通局とミナス州警察は防犯対策にてんてこ舞い。信号機に使用されているアルミニウムが泥棒の目当て。市警によると、古鉄屋で十五~五十レアルほどで売れるという。信号機一機の価格は三百五十レアル。昨年末からの被害総額は七万六千レアルに上る。