4月13日(火)
六月末頃に予定されている参議院選挙出馬に向けて、自民党の公認を得ようと奮闘している高倉道男氏(パラグアイ・日系ジャーナル社主)を応援しようと、日伯で動きが出ている。今週中にも公認かどうかの党判断が下されると見られており、出馬に向けての正念場を迎えている。
四月八日には、国会議員三十人で作る「高倉道男君の自民党公認を推薦する国会議員の会」の署名が集められ、小泉純一郎自由民主党総裁に渡された。同書面には「私達は、彼の真摯な挑戦、燃える情熱に共鳴し、彼が我が党の公認候補となるよう推薦する事になった」と公認要請の理由がしたためられている。
署名したのは、発起人の柳澤伯夫、衛藤征士郎、中曽根弘文、中島眞人五氏および、稲葉大和、岩屋毅、魚住汎英、尾辻秀久、小林温、後藤博子、佐々木知子、佐藤錬、関谷勝嗣、竹山裕、谷川秀善、仲道俊哉、橋本聖子、保坂三蔵、三浦一水、村田吉隆、矢野哲朗、山下義彦、吉田博美(敬称略)ら自民党議員。
これに呼応するように、ブラジル側でもブラジル日本都道府県人会連合会執行部が十日昼にサンパウロ市内の日本食レストランに集まり、小泉自民党総裁宛てに高倉氏公認を求める書類に署名をした。書面には「移住者の声を祖国の国会と同胞に届ける国会議員の誕生は、移住社会の悲願であります」と訴えられている。
署名したのは中沢宏一県連会長(宮城)および、南雲良治(新潟)、千田曠暁(岩手)、有北和田之示(奈良)、竹下康義(石川)、尾西貞夫(兵庫)、高橋一水(高知)、田畑稔(鹿児島)ら七副会長と高木ラウル海外日系新聞放送協会会長(ニッケイ新聞社長、オイスカ・ブラジル総局会長)。