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ついにブラジルにも…=IP電話本格化=長距離、国際電話で経費節減

4月14日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】IP(インターネット・プロトコール)電話の開発で、遠距離の即時連絡が可能になった。経費が割安なのが魅力で、長距離電話や国際電話には大きな経費節約になっている。他に盗聴防止にもなる。ブラジルにも、IP時代がやって来た。
 従来の電話は電話交換局を中継したが、IP電話はVoIPを中継する。IP電話は〇七年に百一億ドルのビジネスを見込んでいる。VoIPを常用するには、各事業所にサウンド・ポイントIP300受話器を設置する必要がある。定価は百八十ドル。普及すれば、さらに値下げされる見込み。
 米国市場は、マイクロソフトを始めNEC、LGが市場参入を宣言し、IP電話の激戦場になっている。続いてVONAGE、VOICE-PULSE、PULVERなどが名乗りを挙げている。バーチャル電話のPULVERは、ウェブを通じて会員に無料電話を提供するという。