4月15日(木)
第一回スドエステ和太鼓フェスチバルが三月二十一日午前九時からカッポン・ボニート文化体育協会会館で行われ、管内九チーム、百七十人の若者が競演、会館を埋めた六百人余の観衆の応援と一体となって熱演して初の和太鼓フェスチバルは大成功を収めた。
これは、スドエステ文化体育連合会(森エリオ会長)とカッポン・ボニート文化体育協会(堤正昭会長)の共催、ブラジル和太鼓協会(渡部一誠会長)の後援により行われたもので、オザスコ、ピラル・ド・スール、レジストロ、イビウーナ、サンミゲール・アルカンジョ、コロニア・ピニャール、ピエダーデ、ボツカツなど広い範囲から参加した。
開会式では、地元の堤会長、スドエステ文化体育連会の森会長、同木村勝演芸部長のあいさつ、続いて渡部ブラジル和太鼓協会会長、田村ロベルト・カッポン・ボニート市長が祝辞をのべ、小田幸久(JICAシニアボランティア)、瀬戸佑麻、梅本義忠ら三審査員が紹介された。
まず、午前の部の、五月二十三日に行われる全伯ジュニア大会への出場チーム選考大会には、ボツカツを除く八チームが日頃の精進振りを、それぞれに熱演して場内を拍手と声援で湧かせ熱気が充満した。
その結果、一位=源流太鼓カッポン・ボニート 二位=龍舞太鼓イビウーチ、三位=レジストロ。特別賞=コロニア・ピニャール。三位までのチームが全伯ジュニア大会に出場して、さらに全伯一を競う。
午後の部は、小田、瀬戸両審査員による模範演技とボツカツも参加して九チームの演奏が行われた。フェスチバル終了後、記念祝賀会にうつり渡辺ブラジル太鼓協会会長の発声で乾杯。その前途を祝し、みなで牛一頭のシュラスコを平げた。