4月28日(水)
【アゴーラ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日、エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】マラニョン州保安局のクトゥリン局長が二十六日に発表した情報によると、自転車修理工のフランシスコ・ダス・シャーガス・ロドリゲス・ブリット容疑者(三四)は、同州アルタミラ市で十二人の少年を殺害し、少年数人の性器を切除したとマラニョン市警で供述した。
「頭の中をすっきりさせたかったから、覚えていたことを告白したんだ」と同容疑者はエスタード紙に語っている。
アルタミラ市では八九年から九三年の間に八歳から十四歳の少年九人が性器を切り取られ、うち六人が死亡、他に六人の子供が行方不明になる事件が発生している。同容疑者は九二年から九六年まで同市に住んでいた。
同容疑者は〇三年十二月、十五歳の少年を殺害した容疑で逮捕され、同州サン・ルイース市で二十八人の少年を殺害したと〇四年三月末ごろから供述し始めた。警察は四月二十六日、ブリット容疑者の自宅に埋められていた三体分の遺骨を発見した。
捜査本部長のジニス警部は、同容疑者が十二人の少年の殺人事件の細部を知っていたと述べた。「しかし、まだ性器を切除した理由を話していない。性器を切除した瞬間は思い出せないと言っている。すべての犯罪で我々が確認してきた犯行計画についても認めていない」。マラニョン州の少年殺人事件はまだ解決したわけではなく、同容疑者への取り調べは今後さらに続くと同警部は話した。