4月30日(水)
江差追分ブラジル大会、および道南口説節コンクールが五月二日、北海道交流センターで開かれる。サンパウロ、パラナの両州各地から約百五十人が参加、日頃の成果を披露する。
案内に来社した江差追分会ブラジル支部の石川諭支部長と、海藤司副支部長は「追分は尺八の音色に合わせ朗々と聴かせる。道南は三味線のリズムに乗って味わい深い。二つの対照的なハーモニーが聴きどころ」と来場を呼びかけた。
大会は北海道江差町で開催される江差追分全国大会への代表選考を兼ねている。石川支部長は「今年でブラジル大会も十五回の節目。過去の優勝者も選考対象に含めた激戦になる」と予想。九九年の全国大会熟年の部で準優勝を果たした金田敏夫さん(九六、オウリーニョス市)らがひとつの代表枠を競い日本での晴れ舞台を目指す。
午前九時から。会場住所は地下鉄アナ・ローザ駅そば、ジョアキン・タヴォラ街六〇五。