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セナ没後10周年=親友ベルガー、記念走行
5月01日(土)
【フォーリャ・オンライン二十五日】F1サンマリノGPで二十五日、ブラジル人レーサーのアイルトン・セナの没後十周年を記念して、元レーサーのゲルハルト・ベルガーが、セナが一九八六年に操縦したロータスのマシンに乗り込み、サーキットを三周した。
マシンの上には、ブラジルの国旗をバックにセナと愛用ヘルメットを描いた旗が掲げられた。ベルガーは、一九九〇年から一九九二年まで、マクラーレン・チームでセナのパートナーとして活躍し、セナの大の親友の一人。
サーキットを周った後、ベルガーはセナの姉のヴィヴィアーネさんと抱擁を交わした。ヴィヴィアーネさんは、インスチトゥット・アイルトン・セナの会長である。
子供の頃からカーレースに熱中していたセナはサンパウロ市サンターナ区出身。一九九四年五月一日、イモラでレース中に事故死した。事故の原因としてさまざまな説が挙げられているが、決定的なものはなく謎に包まれている。その前日にはローランド・ラッツェンバーガーが練習中に死亡した。