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10月「海外日系文芸祭」=短歌、俳句作品募る

5月1日(土)

 当社が加盟する海外日系新聞放送協会(高木ラウール会長)では、同会設立三十周年を記念して、本年十月「海外日系文芸祭」を開催する。これは、海外日系社会を中心とした、世界との国際交流を兼ねて、短歌・俳句を通して主として日系人と日本人との交流、海外日系文化の理解と増進を目的としており、世界各国の海外日系人を中心とした短歌・俳句大会としては初の催しとして注目されている。
 選者は、短歌の部が小塩卓哉氏(音短歌会同人)、細江仙子氏(中部短歌同人)、さらに米国の上村南水氏、時任愛子氏、ブラジルの多田邦治氏の五氏。また、俳句の部では国際俳句交流協会副会長の星野恒彦氏、米国の森初代氏、末岡菊江氏、ブラジルの星野瞳氏がそれぞれ選考にあたる。
 同祭は、十月二十七日から二十九日まで開催される第四十五回海外日系人大会に合わせ、十月三十一日に神奈川県横浜市のJICA横浜センターで催される。記念シンポジウム、選評の後、優秀作品の表彰が行われる。
 また、財団法人海外日系人協会をはじめ、独立行政法人国際協力機構(JICA)横浜国際センター、角川書店、短歌研究社が後援、優秀作品には各団体から賞が授与される他、最優秀作品(海外日系文芸祭大賞)には東京/サンパウロ間の航空券を贈呈する。協賛はヴァリグブラジル航空、ブラステル社。
 とき:平成十六年十月三十一日(日)午後一時から午後五時(参加無料)
 レセプションは午後五時三十分から午後七時三十分(会費千八百円)
 
 ところ:JICA(ジャイカ)横浜国際センター(神奈川県横浜市新港2ノ3ノ1)

 なお、作品募集の詳細は次のとおり。
 募集部門:短歌部門、俳句部門、学生部門(小学生・中学生・高校生・大学生)
 投稿規定:一人一首(句)(但し、短歌・俳句両部門に投稿可)
 主題は自由。自作、未発表の日本語の作品。
 投稿料:海外参加者は無料。(但し、詠草集は受賞者のみ)
 募集期間:二〇〇四年五月一日から七月十日
 応募先:ニッケイ新聞社 山根 宛(第一回海外日系文芸祭作品と明記)
Jornal do Nikkey
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