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バス運転手が乗客を轢殺=停留所素通り、口論の果てに サンパウロ市
5月5日(水)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三日】サンパウロ市西部イタイン・ビビー区サント・アマーロ大通りで三日、バス運転手とけんかした乗客が、降りた直後に乗っていたバスに轢(ひ)かれて死亡する事件が発生した。
轢き殺されたのはペンキ屋のセーザル・N・マルチンスさん(二九。以下、Mさん)。警察によると、運転手のジョゼ・A・ルイス容疑者がバス停二カ所を素通りしたのでMさんは激怒し、「終点に着き次第、殴ってやる」と怒鳴りだした。運転手はバスを停め、ドアを開いてMさんを降ろした。
Mさんは運転手を罵ろうとバスの前に立ちはだかったが、運転手はアクセルを踏んでMさんを轢き、そのまま五メートルほど引きずった。事件当時、バスには約七十人が乗り合わせていたが、乗客のほとんどはMさんが轢かれたことに気づかなかった。
運転手はさらにバス停二カ所を素通りし、三カ所目に停車し逃走した。同僚らによると、同運転手は冷静な人物で、乗客とけんかするのは初めてだったという。