女優の浜美枝さん来伯へ＝10日、文協で講演＝テーマは「農」と「食」

5月5日（水）

　農政ジャーナリストとしても活躍する女優の浜美枝さんが十日、文協小講堂で農村における女性の生き方や食文化などをテーマに講演する。主催のサンパウロ新聞社では「入場は無料だが砂糖、フェイジョンなど保存食品一キロを持参ください」と呼びかけている。食品は援協傘下の各施設に寄付するという。
　浜さんは四三年東京生まれ。六〇年東宝よりデビュー。英国映画「００７は二度死ぬ」（一九六七）で日本人初のボンドガールとして脚光を浴びた。その後女優業の傍ら、日本の民芸や農村の暮らしに興味を持ち、全国各地一千三百ヵ所の農村漁村を訪ね歩く。近年は「食」と「農」の問題に取り組み、農林水産省の審議委員会のメンバーでもある。著書に「農と生きる美しさ」（家の光協会）など。
　午後二時から。協賛はナチュラル・アニュー。