ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 子供の頃は〝ベッカン〟=好物は歌いながら食べる

子供の頃は〝ベッカン〟=好物は歌いながら食べる

5月8日(土)

 E紙=子供の頃のアイルトンさんは?
 ネ=アイルトンはとても外で遊ぶのが好きな子で、家の中でじっとしていたことはありません。行き止まりの道路沿いに住んでいたので、子供が外に出ても安心していました。サッカーや自転車、カリーニョ・デ・ロリマン(車輪のついた板に寝そべって坂道を降りる手作り玩具)で遊ぶのが大好きだった。ある日、アイルトンが見当たらないので探してみると、炭酸飲料『クラッシュ』のトラックの中で、運転手と一緒にクラッシュを飲んでいました。何をやっているのかと聞いてみると、トラックが運転できたらクラッシュをおごるかけをして、運転手のひざの上で見事運転してみせたんですって。
 E紙=アイルトンさんをよく知っていた人々は皆、彼は大食いだと話しています。彼の好みの料理は?
 ネ=いつも自然な食材を生かした料理をつくっていました。彼は本当によく食べた。特にトマトソースのスパゲティは大好きでした。彼が料理をおいしいと思っているかどうかはすぐ分かる。気に入った時は歌いながら食べていたからよ。(笑)
 E紙=アイルトンさんと親しい人々は彼を「ベッコ」と呼びますが、このあだ名の由来は?
 ネ=これはわたしの姪がつけました。姪が二歳ぐらいの時、息子の名前が発音できず、本名と全く関係なく「ベッコ、ベッコ」と言っていたんです。本当のあだ名は「ベッカン(ベッコの増大語)」。小さかったアイルトンはベッコと呼ぶと怒ったわ。ベッカンと呼ばなきゃいけなかったのよ。