5月11日(火)
サンパウロ州スドエステ地方の人気イベント、第四回ピエダーデの柿祭りが七日開幕。先の週末、多くの人出でにぎわった。十四、十五、十六の三日間も、同じくピエダーデ文化体育協会を会場に開催される。
主催はピエダーデ柿生産者協会(ソクラテス・ブッチアバーラス会長)。ピエダーデ市、ピエダーデ文化体育協会が後援。市はいま、地元民挙げての祭典ムードに包まれている。
七日午後、ピエダーデ文協のメイン・パビリオン前であった開幕式には、サンパウロ総領事館の西山巌領事、ブラジル日本文化協会の松尾治副会長、ブラジル農業拓殖協同組合中央会サンパウロ事務所の馬場光男所長、サンパウロ州議会のジョゼー・アントニオ・カウジニ・クレスポ議員、また、地元ピエダーデ市のルーベンス・カエターノ・ダ・シルバ市長、渡タケシ市議など来賓多数が参列、柿祭りの成功を祈った。
恒例の富有柿品評会ではJICA派遣の果樹栽培専門家ら五人の農業技師による審査の結果、益田ロザーナ・カズエさんが最優秀賞を獲得、川上哲司さんが連続四回の入賞を果たした。
祭りのあった週末はいずれの日も秋日和。会場は生産者直売の新鮮な柿を求める市内外の買い物客でにぎわった。十四日から十六日の祭りは、午前九時から午後十一時まで。協会では計六日間で約五万人の入場を期待している。