コラム ALIGN=”MIDDLE” BORDER=”0″>
「新札発行に伴い、七月までに一万円札を交換しなければいけない、と聞いたのですが」との読者からの問い合わせ。早速、日本の紙幣を作っている財務省印刷局のサイトで調べたが、新札については明記してあるが、旧札はいつまで、とは書いてない。
だが、同サイトには現在でも聖徳太子の一万円札(一九五八年発行開始)が使用可能と明記してあるし、実際、サンパウロ市でも使える。在聖総領事館にも問い合わせたが、財務省から「交換」という通達はなかった。常識的な判断としては、当然七月以降も使えるはず。みなさん、要らぬ心配はご無用です。
ちなみに現行紙幣は福沢諭吉(裏面は雉)。今年十二月発行の新札は、表は福沢諭吉のままで裏が鳳凰像となる。(深)
04/05/12