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下水道監視ロボ活躍=遠隔操作、違法接続も摘発

5月15日(土)

  火星探査機に見えるが、探査するのは実はサンパウロ市東部。このロボットはコントロールパネルを通じて遠隔操作され、カメラで撮影された映像をモニターまで電送する。しかし、ロボットが活動するのは何100万キロも離れた惑星でなく、地下数メートルの下水道の中だ。
 この新型ロボットは下水道の維持管理と清掃、洪水対策を目的に1年前に登場。今年2月には20台のロボットが地区役所で使用され、2300キロに及ぶ下水網の25%、575キロの下水道を撮影してきた。将来は全下水道で使用される予定。
 下水道に違法で接続される下水管もこのロボットは摘発。過去1年間で7473本の違法接続が確認されたという。                                  (エスタード・デ・サンパウロ紙4月29日)

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