コラム
中国入りしたルーラ大統領は白酒や黄酒の銘酒を味わっただろうか。
米国紙の報道以降、酒は控えているかもしれないが、いつかのイスラム教圏の国ではないから今度は堂々と「乾杯」できよう。勢い、「民酒」主義のすすめでも説けば米国も見方を改める?
さておき、ブラジル民がアルコール好きであるのはまぎれもない事実だ。二十三日付ジョルナル・ダ・ブラジル紙のトップ記事は「ブラジル人はアルコール飲料で飢えをしのいでいる」。
最近のIBGE調査で、一般家庭の食費に占めるビールなどの酒代の割合が、米やパン、フェイジョン豆の購入費を上回ったことが明らかになったという。
同紙の「飢えをしのいで」の一句は「セージ・ゼロ」、もとい「フォーメ・ゼロ」への皮肉だが、まっ、文豪ゲーテをして「ビールは飲むパンだ」と主張していたそうだからな……。04/05/25
タグ:ルーラ