5月26日(水)
連邦直轄区のプラナウチーナ市で週末に十六歳から二十一歳の若者三人が変死する事件が。三人は、二十二日未明から二十三日に同市内の病院に入院。熱や頭痛、体のだるさなどを訴えており、入院から数時間後に死亡した。解剖すると、三人の遺体には胸水と肺水が見られた。三人がまったく関係のない赤の他人だったことを懸念する地元の感染症監督センターは、ハンタウイルスかレトスピラ症の可能性があるとみて調査している。
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路線バスから地下鉄や郊外電車に乗り継ぎ可能なフリーパスの発行は、〇五年まで延期された。州政府と市は細部の合意に至らなかった。サンパウロ市とメキシコ・シテイは、七〇年に地下鉄が開通。メキシコ・シテイには現在、二百キロメートルの地下鉄が運行しているのにサンパウロ市は六十キロメートルに止まっていると、市は州行政の緩慢ぶりを批判した。
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殺された息子をスーパーのカートで運ぶ父親―。リオ市中心部の近く、サン・ジョゼ・オペラーリオの丘で二十四日未明、麻薬密売人に殺された十四歳の息子を父親が警察まで運んできた。被害者は父親らと夕食中、八人の男に外に連れ出されて射殺された。縄張り争いが原因とみられる。父親は警察に通報したが、警察官や消防職員は現場で待つよう指示、誰もすぐには駆けつけなかったという。
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低迷が続く名門クラブ、コリンチアンスのオズヴァウド・デ・オリヴェイラ監督が二十四日、解任された。二十三日に本拠地で行われた試合で〇対五と完敗したことに、応援団のガヴィオンエス・ダ・フィエル(忠実なる鷹)の怒りが爆発。試合中、グラウンドに背を向けて応援するなど抗議の意を示していた。二十四日、ガヴィオンエスの幹部らはコリンチアンス会長らに監督交代を要求。即座に解任が決まったという。後任はマリオ・セルジオになる。