ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
エコノミーア
5月26日(水)
未使用固定電話が、合計で五百二十六万回線遊んでいる。不況のため回線の需要が激減した。テレブラスの民営化が行われた当初、経済成長率が三・五%と見込まれたのが、実際はマイナス〇・二%になったかららしい。
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アンタルチカの看板ガール、ジュリアナ・パエスさんは、ももと臀部に脂肪が付き過ぎという理由で役を降ろされそうだ。プレイボーイ誌に臀部未修正のまま写真が掲載されたので、同嬢の代理人が同誌に契約を六月一杯で打ち切ると抗議した。アンタルチカの広告業社BBDOは、未修正写真の漏洩によるイメージ・ダウンの責任を追及する。
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ブラジル人の月間一人当たりインターネット接続時間が四月、十三時間四十三分となり、米国人の十三時間二十一分を超えた。これはブラジル人の生活にインターネットが定着し、インターネット・ビジネスの黎明期とみられている。トップは、日本人の十四時間二十分。一時的には新型肺炎が流行した香港で、二十七時間という記録がある。しかし、十六時間が自然な限度とみられる。
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ブラジル特許庁(INPI)に申請された特許や意匠新案は、九四年から〇二年までに十八万五千件。そのうち六〇%の十一万三千件が、多国籍企業。国産の特許申請は、七万一千件。デザインを除くパテントだけで見ると多国籍が八〇%を占める。多国籍企業と国内産業は研究費につぎ込む金額が桁違い。また多国籍企業は基礎部分を外国で行い、応用部分をブラジルで開発している。