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毎日曜日の「甲子園」=サンパウロ州選手権=30日 熱戦に火ぶた

5月29日(土)

 週末はボン・レチーロで野球観戦といかが――。サンパウロ州野球連盟(沢里オリヴィオ会長)が主催するサンパウロ州野球選手権が三十日、ボン・レチーロ球場などを会場に開幕する。初開催だった昨年より二チーム増加した十四チームが参加、八月まで毎週末に熱戦を繰り広げる。昨年パナマで行われたW杯で最優秀投手に選ばれたクラウジオ山田は初参加となるパウリーニアのエースとして登場。好選手が多数出場するだけに、ハイレベルの試合が期待できる。入場は無料で、初日は午前八時から開会式も行われる。
 選手としてのピークを迎える十八歳以上が競う大会を設け、ブラジル球界の活性化を目指そうと始まった同選手権。かつてブラジルの「甲子園」的な存在として野球人が憧れたボン・レチーロ球場を、もう一度聖地として再認識してもらう目的もこめられている。
 昨年王者のニッポンブルージェイズやアチバイア、ギガンテスなど十四チームが二つのグループに分かれ、予選リーグを戦う。それぞれの上位四チームが、決勝トーナメントに進出し、優勝を目指す。
 三十日に始まる予選リーグは全七節で、毎日曜日に予定。決勝トーナメントは八月八日から始まり、決勝は二十二日。
 Aグループ、アチバイア、コーペルA、ドラゴンズ、ジェセブス、グアルーリョスA、ニッポンブルージェイズA、パウリーニア
 Bグループ、アニャンゲイラ、コーペルB、ギガンテス、グアルーリョスB、ニッポンブルージェイズB、サンパウロ、シダ
 入場は無料で問い合わせはサンパウロ州野球連盟(11・3209・4426)