5月29日(土)
二十七日夜、ブラジル日本文化協会で開かれた歓迎祝賀会で、着任したばかりの堀村隆彦ブラジル大使は「コロニアとともに考え、ともに語り合いたい。大使を利用、活用することがあれば、遠慮なしに」とあいさつ、五年前までサンパウロ総領事として勤務していた経験から、日系社会に理解のあるところを見せた。
日系団体を代表した文協の上原幸啓会長は、「ブラジルをよく知る大使を迎え、大変喜ばしい。時間の許す限り、コロニアの『成長』を見ていただきたい」などと祝辞を述べた。
会は日系二十九団体が共催。約二百人が集まった。午後十時ごろまで大使を囲んでの歓談が続いた。