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小泉総裁、高倉さん激励=自民党候補認定書を直接手渡す=海外日系人の悲願、一歩前進

6月2日(水)

 【東京支社】七月の参院選に向け、自民党候補として公認されたパラグアイの高倉道男さん(日系ジャーナル社長)に五月三十一日、認定書が授与された。
 同日午後五時過ぎ、東京都内の党本部で、安倍幹事長をはじめとする党幹部らが同席するなかで、首相の小泉純一郎総裁は、高倉さんに励ましの言葉とともに認定書を授与した。高倉さんを支援し続けてきた保坂三蔵、後藤博子両参議も高倉さんを見守った。
 公認候補に選ばれた高倉さんは、「三百万人を超える海外日系人の悲願が、これで第一歩を踏み出せたと思います。土俵にのぼることができました。これまで海外在住者は発言したくても発言のしようがありませんでした。海外日系社会にとって、海外邦人のこと、抱える諸問題を提起する大きな節目が出来たということです。その責任の重さを痛感しています。これからも全力を尽くします。日程が許されれば、一度南米に帰り、海外の皆様にご挨拶申し上げ、ご指導とご鞭撻を頂きたく思っています」と語った。
 選挙事務所は東京・新宿に置く予定。