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汚職再発予防策を発表=疑惑容疑あれば即刻クビに

6月5日(土)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三日】連邦警察のヴァンピーロ(吸血鬼)作戦と呼ばれる、汚職事件の捜査と摘発を受けた保健省は二日、関係職員の罷免と十一項目からなる内規を発表した。
 それによると、汚職事件に関連した、あるいは疑惑を持たれた職員二十五人を退職させ新たなスタッフを配置する。このスタッフらは毎年所得税申告書コピーを同省に提出する。入札に関する情報は全てインターネットで公開し、入札および購買に関与するメンバーは一年毎に入れ替える。さらに入札をはじめとする取引をチェックする監査機関を省内に設けることも明らかにされた。
 このため新たに十人の弁護士を採用し監査を行い、これにより〃透明で開かれた〃イメージをアップするのが狙い。さらに同省は、今後の捜査と調査の進展状況で疑惑者があれば即刻クビにするとの強硬姿勢を打ち出した。