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大衆向け薬局が登場=値段は一般の薬局の85%引

6月10日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙八、九日】保健省は七日、大衆向け薬局(ファルマシア・ポプラール)を開設した。連邦政府が薬品を購入し各市が委託販売するもので、薬品を安く提供する政府の保健施政の一環。しかしこの薬局にかけつけた人達は薬品の種類が少なく、一般の安いものばかりで定価の高価なものがないという不満が出ている。同省は徐々に品目を増やすとしている。この施設を三ヵ月以内にさらに四十ヵ所とし、年内には百ヵ所にするとの意向を明らかにした。
 このプログラムの要旨は
一、七日に十七ヵ所(サンパウロ、ゴイアニア、サルバドール、リオの各市)開設、今月中にさらに十三ヵ所設ける。
一、値段は一般の薬局の八五%引き、薬局内は各市同一値段。
一、品目は八十四種類。
一、身分証明書提示なしで購入できる。医師の処方が必要な場合、SUSに限らずどの医師のものでも可。
一、購入に数量制限はない。ただ処方が必要な医薬品については二ヵ月分とする。
 サンパウロ市内地区別の同薬局の住所は、
▼セー=ラルゴ・サン・ベント四〇五番、ロージャ11▼フレゲージア・ド・オ=ジャボラウー街七〇番▼ビラ・プルデンテ=ゼリナ通り一〇一一番▼カペラ・ド・ソコロ=カルロス・オベルーベル三九四番▼モォカ=セルソ・ガルシア通り三八一五番▼イタケーラ=アメリコ・サルバドル・ノベリ三八二番▼ラッパ=グァイクルス街一〇〇〇番▼ビラ・マリア=ギリェルメ・コッチン通り一〇六一番▼ビラ・マリアーナ=ジャバクアラ通り一八二〇番▼サント・アマーロ=バロン・デ・ドプラ一〇三番