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サンパウロ市の公共施設を改修=BIDから1億4千万$借款

6月12日(火)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】サンパウロ市は二日、米州開発銀行(BID)と総額一億四千万ドルの借款を受ける契約書に署名した。これはサンパウロ市中心部の街路や公共施設の改修費用にあたるもので二年越しの交渉の末まとまったもの。このうち一千万ドルは年内に受け取るが、残りは工事の進展状況や支払い証明書に応じて準次送金されることになっている。
 現在、工事が予定されているのは、
・セー広場の改修と再建
・サンパウロ市博物館の新設(旧サンパウロ市役所跡地)
・商店街の街路整備
・パトリアルカル広場の改修
・中央市場の改修
・ドン・ペドロ広場の整備
などサンパウロ市内の美観に重点を置いている。一部ではすでに工事が始まっており、サンパウロ市では一億六千八百四十万ドルの予算を計上している。