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「移民の日」ミサ サンゴンサ―ロ教会で ブラジル、日本、日系社会の安泰を願い祈る

6月19日(土)

  ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)と日伯司牧協会(会長・アレッシオ・アントニオ・ブローニング神父)は「ブラジル日本移民九十六周年記念慰霊ミサ」を十八日午前九時から、ジョン・メンデス広場サンゴンサーロ教会で行なった。
 典礼を担当する宮崎カリタス修道女会(代表・シスター・ノトブルカ白沢)の美しいコーラスが響く中、三宅信夫さんの解説で厳かにミサは進行。アレッシオ神父をはじめ七人の神父が壇上に上がり、アレッシオ神父の説教、日系団体による「共同祈願」、聖体拝領が行なわれた。
 石田仁宏在サンパウロ日本国総領事はじめ、日系団体からは上原幸啓文協会長、中沢宏一ブラジル日本都道府県人会連合会会長、田中信ブラジル日本商工会議所会頭、左近寿一救済会会長、菊地義治サンパウロ日伯援護協会副会長らが列席した。 
 恒例の「共同祈願」では、菊地副会長、田中会頭、中沢会長、石田総領事、左近会長、上原会長の六人が一人ひとりブラジル国家と日系社会、日本の安泰を祈願した。
 参列者一人一人が神父からパンを手渡される聖体拝領の後、上原会長をはじめ多くの人々がキリスト像に向かってひざまずき、祈りを捧げる姿が見られた。
 ミサ終了後、聖母婦人会のお茶の接待があり、参列者は儀式を終えた安堵の表情を見せた。